第一話:サーバーの条件確認と事前準備でつまずいた話

AI頼みのソリッドワークス導入記録
はじめに
これまで社内のソリッドワークスは1台のみで運用していました。ですが業務が増えてきたこともあり、SolidWorksを増設することに。台数が増えれば、当然「図面ファイルをどう管理するか」という問題が新たに出てきます。
クラウド版のPDM(図面管理システム)は毎月の費用がかかりますし、大事な図面データを社外に置くのはやっぱり怖い。かといって、図面ファイルがあちこちに散らばって「どれが最新版?」と探し回るような状態になるのも避けたい。
そこで選んだのが、社内サーバーに置くタイプの「PDMスタンダード」。追加費用をできるだけ抑えながら、複数台のSolidWorksで図面データを一元管理できる仕組みを、社内サーバーで安全に動かす方法を探すことにしました。
この連載は、その導入作業の一部始終を、記憶があいまいなところも含めて正直に綴った記録です。読み進めるだけで難解だったマニュアルに苦戦し、最終的には無料のAIやブラウザのAIモードにかなり助けてもらいました。同じように悩む中小企業の方の参考になれば嬉しいです。
作業を始めたのは2026年7月17日。
まずはサーバーの動作条件を確認
インストールを始める前に、まずPDMサーバーを動かすための条件を確認しました。
・OS:Windows Server 2025
・データベース:SQL Server 2022
・プロセッサ:x86_64、4コア以上、クロック数3.5GHz以上
・メモリ:32GB以上
・ドライブ:SSD
正直なところ、こういったスペック表を見るのは慣れておらず、「うちのサーバー、これで足りるのか?」とドキドキしながらの確認でした。
リモートデスクトップで社内サーバーに接続
PDMサーバーのインストール作業自体は、リモートデスクトップを使って行いました。作業用のサーバーに直接触るのではなく、手元のPCから遠隔で操作する形です。

事前にシステム担当にお願いして、サーバーにログインするためのユーザーアカウントを登録してもらいました。この「誰が何の権限で入るか」というアカウント周りの整理は、後から地味に効いてくるポイントだったなと、今振り返って思います(この話は後の回でまた出てきます)。
インストール前に必要だった3つの準備
いよいよインストール……と思いきや、その前にやることがいくつかありました。
1. ライセンス元への連絡
PDMの利用にはメーカー側への連絡が必要でした。使用許可はメーカーが管理しており、連絡することでアクティベーション用のシリアル番号を発行してもらえます。ここを飛ばすと後の工程で詰まるので、最初にやっておくべき手続きでした。
2. インターネット接続の要否確認
社内サーバーはオフライン運用が基本ですが、アクティベーションの際に社外のインターネット環境への接続が必要になるのか、事前に確認しておく必要がありました。
3. インストール用データの用意
インストールに必要なファイル一式は、担当者の方から共有してもらう形で準備しました。
準備を終えた段階では、「これで一通り揃ったはず……」という手探りの状態。実際にインストールを始めてみると、ここからが本当の試行錯誤の始まりでした。
次回予告
次回は、いよいよリモートデスクトップ接続からインストーラーの起動まで。ダブルクリックしてから謎の待ち時間に翻弄される話をお届けします!

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